令和5年献血促進方策『つなげ、その「ち」から。』

血液は人工的に作れず長期保存もできないにも関わらず、医療に不可欠である。しかし、コロナ禍で献血者が減少している背景から若年層を中心に献血の機運を高め、使命感の醸成をめざす必要があった。そのため、単なる短期的な動機づけではなく、「自分の血液がこの国の医療やサステナブルな社会を支える」という長期的な価値観の形成をめざした。

年間100万人を救うために、年間500万人の力をつなぐ。あなたの血(血液)から、血液を必要とする人の未来をつなぐ。その地(場所)から、できることをしてサステナブルな社会をつなぐ。そんな３つの意味を込めた、『つなげ、その「ち」から。』というコアアイデアを設定した。

TVCMやポスター、記者会見、LP制作を通じた認知施策と、SPY ×FAMILYキャンペーンを通じた行動促進施策を展開。

芦田愛菜さんを起用し、若年層に対してもメッセージが受け入れられやすく届くように注力した。