フェムケアプロジェクト✕ 国際女性デー フルラッピング「向き合う。受けとめ合える。」

産経新聞社は、3月8日の国際女性デーに特別ラッピング紙面を掲載。女性特有の悩みの理解をうながす同社の取り組み「フェムケアプロジェクト」の企画としてDEI（Diversity, Equity & Inclusion）をテーマに、ある仕掛けを施した。

描かれているのは、女性の不調によりそう難しさに戸惑う男性と、伝えられていない本音がある女性。お互いに背を向けているが、紙面を裏返し、線に沿って折り合わせると……ふたりが向き合い、新たに「ぜんぶは、わからなくていいかもね。あなたと私はちがうから」という、違いを受けとめ合うコピーが現れる。イラストや文字も手描きし、ラッピング紙面ならではの迫力ある表現に仕上げた。

DEIやフェムケアなど新しい言葉に対し、とっつきづらさや間違えることへのプレッシャーを感じる人もいることに着目。一方的な啓蒙ではなく、ぜんぶをわかりあう難しさに共感を示すことで、少しでも知ってみようと情報にふれるハードルを下げる狙いがある。SNSでは折り合わせた紙面が多数シェアされるなど、男女ともに大きな反響があった。